その法令によると、近代化され、正常に作動するレオパルト戦車を鹵獲した戦闘員には300万ルーブル(約560万円)が、その戦車を直接破壊した戦闘員には100万ルーブル(約190万円)が支払われることになっている。また、レオパルト戦車の鹵獲に参加した人への支払いも規定されており、その場合は50万ルーブル(約93万円)の報奨金が支給される。そして、同戦車の破壊に参加した戦闘員には1人あたり15万ルーブル(約28万円)が支払われる。
同紙によると、この法令の最後の項目では、特別軍事作戦に参加する市民は「勇敢さと血気を合理的な範囲に抑制する」ように述べられている。なお、米国のエイブラムス戦車などの後日ウクライナに供与される西側の戦車については、鹵獲・撃破に対する報酬額を別途発表する予定だという。
これよりも前、スプートニクは、エイブラムスをウクライナ政府に供与という米国の決定は、事実上、ドイツがレオパルト2の供与を早急に開始するための隠れ蓑にすぎないと報じた。
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