ロシア軍は被災地に献血ポイントを設置し、ロシア兵から回収した血液を新たに53人の市民に提供した。これで献血を受けたシリア国民の数は230人に達した。また人道支援の配布ポイントを設置し、6500トン以上の支援物資を配布した。
シリアでは一部の国々による支援が続いている。
かつてシリアに最大の地域コミュニティを持っていたアルメニアは被災地に3万トン以上の人道支援物資を提供した他、欧州連合はトルコとシリアに合わせて650万ユーロの義援金提供を発表した。このうちシリアには350万ユーロが提供される模様。またドイツは追加で2500万ユーロをシリアに寄付するとしている。
一方、米国はNPOなどを通して支援を行っているものの、アンソニー・ブリンケン国務長官によると、被災地では直接活動していない。なお、トルコでは直接活動にあたっているとのこと。