ノルドストリームの爆発後の翌日、スウェーデンとデンマークの地震学者は、バルト海のボーンホルム島付近のパイプラインで最初の爆発が26日午前2時3分(現地時間)に発生したと発表した。
当時、現場周辺を通過した「P-8A」の飛行ルートがFlightradar24のアーカイブに保存されている。同機は大西洋から飛来し、その後デンマーク上空を通過してボーンホルム島に接近した。その後、ポーランド上空で燃料を補給し、現地時間4時45分頃、爆発地点の上空を一周して降下し始めた。同機は右に旋回し、現場から離れ、高度7300メートルから2200メートルまで徐々に降下し、トランスポンダをオフにし、レーダーから姿を消した。
新たな事実
国家的なテロ
ロシア外務省は、ピューリッツァー賞受賞記者のハーシュ氏の記事について、「調査結果はロシアにとってセンセーショナルなものでも、予想外のものではない。ロシア政府は米国の関与を想定していた」とのコメントを発表した。また、同省は、ロシアはこの事件への対応がない状態を続けることはなく、政治的・法的措置の両方を講じることが可能であると指摘した。
ヴャチェスラフ・ボロージン下院議長は、ハーシュ氏の調査について、米国のトルー マン大統領(在任1945-1953)が「広島と長崎で民間人に対して原子爆弾を使用した犯 罪者であるのに対し、バイデン氏は戦略パートナーであるドイツ、フランス、オランダのエネルギーインフラの破壊をテロ目的で命じたテロリストである」とコメントし た。
関連記事