トルコ・シリア大地震 震災と人道物資の輸送状況

シリア・アサド大統領 地震で支援活動の露救助隊に謝意

トルコ南東部を震源とする大地震で大きな被害を受けた隣国のシリアのバッシャール・アル・アサド大統領は11日、ロシアから派遣された救助チームが活動するジェブラ市を訪れ、支援に感謝の意を伝えた。
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ロシア非常事態省は次のように発表した。

「本日、シリアのアサド大統領が、ロシアの救助隊が活動しているジェブラ市を訪れ、地震の影響を排除するための救助隊の支援に感謝を述べた。アサド大統領は、ロシア非常事態省の専門家がシリア国民の命を守るために24 時間体制でがれきのなかで作業を行っていると述べた」

一方、アサド大統領は次のように述べている。

「救助活動に参加したすべてのメンバーや非常事態相、国防相、ウラジーミル・プーチン大統領に感謝を伝えたい。シリア国民はロシアが提供した支援を決して忘れないだろう」

アサド大統領は捜索・救助活動の進捗状況や、シリアの救助隊との連携、人道援助などについても報告を受けたという。
トルコ・シリア大地震 震災と人道物資の輸送状況
西側の制裁でシリアに支援物資届かず
トルコ南東部で6日未明、マグニチュード7.7の地震が発生した。この規模の地震は、同国では1939年以来最大レベルのもの。また、隣国のシリアの複数の地域でも被害が報告されているほか、レバノンの首都ベイルートでも揺れを感じたという。そして同日午後、現地ではマグニチュード7.7の地震が発生した。
両国の保健当局のまとめでこれまでに少なくとも22052人の死亡が確認された。国別ではトルコで20665人の死者、8万人以上の負傷者、シリアで1387人の死者、2326人の負傷者が確認されている。
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