ロシア非常事態省は次のように発表した。
「本日、シリアのアサド大統領が、ロシアの救助隊が活動しているジェブラ市を訪れ、地震の影響を排除するための救助隊の支援に感謝を述べた。アサド大統領は、ロシア非常事態省の専門家がシリア国民の命を守るために24 時間体制でがれきのなかで作業を行っていると述べた」
一方、アサド大統領は次のように述べている。
「救助活動に参加したすべてのメンバーや非常事態相、国防相、ウラジーミル・プーチン大統領に感謝を伝えたい。シリア国民はロシアが提供した支援を決して忘れないだろう」
アサド大統領は捜索・救助活動の進捗状況や、シリアの救助隊との連携、人道援助などについても報告を受けたという。
トルコ南東部で6日未明、マグニチュード7.7の地震が発生した。この規模の地震は、同国では1939年以来最大レベルのもの。また、隣国のシリアの複数の地域でも被害が報告されているほか、レバノンの首都ベイルートでも揺れを感じたという。そして同日午後、現地ではマグニチュード7.7の地震が発生した。
両国の保健当局のまとめでこれまでに少なくとも22052人の死亡が確認された。国別ではトルコで20665人の死者、8万人以上の負傷者、シリアで1387人の死者、2326人の負傷者が確認されている。
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