また「輸出」も新型コロナの水際対策緩和により、輸出に分類されるインバウンド(訪日外国人)需要が拡大したことなどでプラス1.4%となった。
日本経済新聞は「新型コロナウイルス禍から経済の正常化が緩やかに進んでいる」と評価している。
企業が事業のために用いる「設備投資」は、3期ぶりにマイナス0.5%となった。半導体製造装置や一般機械などが減った。同紙は、世界的な半導体需要の減少や海外経済の減速懸念が影響した可能性を指摘している。
国連の経済社会委員会は先月末、2023年版の世界各国の経済展望をまとめた報告書を公表。日本の経済成長率は1.5%と予測されており、先進国のなかでは最も明るい観測が見込める国のひとつとして挙げられた。
関連ニュース