台数も価格も1年で急伸 日本の中古車輸出先1位にロシア

2022年の日本の中古車輸出台数でロシアが1位を占めた。日本中古車輸出業協同組合が発表したオープンソースの資料から明らかになった。
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同組合のデータによれば、2022年の1年間でロシア市場では21万3600台の中古日本車が取引された。前年2021年の販売台数は16万2200台だったことから、台数の伸びは31.7%増の5万1000台となった。また2022年の年頭の月平均販売台数は、1万5000台が輸入された2月の例外を除いては1万1000台だったのに対し、第4四半期の平均台数は2万5000台にまで増加していた。ちなみにその前年の2021年の月平均販売台数は1万3000台から1万5000台の枠を外れることはなかった。
ロシアで日本からの中古車輸入が急増
ロシアへ輸出される日本の中古車は価格の推移も2022年はそれまでの年とは様子が一変した。コロナウイルスの感染が拡大した2020年、2021年はロシア市場向けの中古日本車の平均価格は60万円前後だったのに対して、2022年6月からは100万円を超え、わずか2か月後の8月以降は150万円台にまで達している。
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