トルコ・シリア大地震 震災と人道物資の輸送状況

トルコ 完全崩壊の町を丸ごと撤去

トルコ大地震で甚大な被災を被ったガズィアンテプ県のヌルダギ市は町ごと完全に撤去されることが決まった。同県のオスマン・ブリギン知事代行の声明をロシアのNTVテレビが引用して報じた。
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ビリギン知事代行は現在、最後に残された8軒の建物で捜索救助活動が行われており、瓦礫の下にはまだ生存者が残されている可能性があると語っている。

「私たちが受けた被害は甚大だった。このためクルム都市建設大臣とともに、瓦礫をすべて運び出しし、町を完全に撤去することを決めた。100%撤去する。町はまたゼロから建て直される」ビリギン知事代行はこう述べた

ビリギン知事代行は、ヌルダギ市ではわずか1軒の全壊の家屋から150人もの遺体が見つかったと補足した。
地元のマスコミ報道によれば、ヌルダギ市には4万人以上の人口が居住していた。
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トルコのエルドアン大統領は、同国南東部で6日未明にマグニチュード7.7の地震が発生したと発表した。この規模の地震は、同国では1939年以来最大レベルのもの。また、隣国のシリアの複数の地域でも被害が報告されている他、レバノンの首都ベイルートでも揺れを感じたという。現地は同日午後にもマグニチュード7.7の地震に見舞われている。
スプートニクは6日に地震が観測された地域を、インフォグラフィックでまとめている。
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