これまでに日本政府は2020年6月に仙台市、2021年9月に八戸市上空、日本の上空で飛行物体が目撃された事例があると発表。さらに2022年1月に九州西方の公海上空でも、所属不明の気球を確認したと明らかにしていた。
これを受け、汪報道官は次のように日本側をけん制している。
「報道は承知している。日本側が客観的で公平な立場を堅持し、米国に続いて画策を行わないよう望んでいる」
米国やカナダでは2月前半の8日間で、計4つの気球が撃墜されている。米国防総省は3日、米国上空を飛行する中国の偵察気球を追跡していると発表。米軍は4日(日本時間5日未明)、米本土上空を飛行していた中国の気球を米沿岸近くで撃墜した。また、米軍は今月10~12日に新たに3つの飛行物体を撃墜した。2つは米領空、1つはカナダ上空で撃ち落とした。
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