北朝鮮外務省 米国は朝鮮半島を戦争のリハーサル場にさせたがっている

国連安全保障理事会は、朝鮮半島の緊張緩和のために、忍耐と自制を保っている北朝鮮に対し「難癖をつけている」。北朝鮮の朝鮮中央通信が、同国外務省の匿名の報道官の声明を発表している。
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その報道官は「現実は、米国と韓国が朝鮮半島と地域の平和と安定を意図的に破壊している主犯であることを明確に示している」と述べた上で、両国による「軍事的デモンストレーション」は、北朝鮮の安全保障上の利益を著しく侵害するものであると指摘した。
声明には、北朝鮮の抑止力としての核兵器の使用、米国の戦略兵器を朝鮮半島に配備すること、作戦・戦術演習の範囲拡大をめぐる米韓の協議などが含まれている。さらには、米国、韓国、日本が最近「対北朝鮮3国同盟をさらに強化する」ことに合意したと指摘している。
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声明では、国連安保理は、朝鮮半島を「戦争のリハーサルを行うための軍事基地と練習場」にしようとする「米国の恣意性」を無視・容認しており、「北朝鮮の自衛権に難癖をつけている」と述べられている。
その報道官によると、米国と韓国が軍事演習の計画を実行した場合、北朝鮮は「前例のない対応」を行う権利を保持している。
米国のオースティン国防長官は1月にソウルを訪問した際、米韓は2023年に合同演習の規模や範囲を拡大することに合意した。また、オースティン氏は、米国は韓国を抑止し保護するために通常兵器と核兵器を使用することを約束すると明らかにした。
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