ウクライナNATO入りの約束は残酷な皮肉=米論説員

ウクライナは近い将来にNATO(北大西洋条約機構)の一員になることはできず、これに関する約束は残酷な皮肉に過ぎない。米国のハル・ブレンズ論説員がブルームバーグへの寄稿文で見解を示した。
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ブレンズ論説員は、未解決の領土論争とロシアの特別軍事作戦がウクライナのNATO加盟の明確で主要な障害であると語った。
ブレンズ氏は、米国はこの条件下でウクライナとの他の協力形態を模索しなければならないと提起している。
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「このようにしてウクライナは、西側の経済保護区であり続け、米国とその同盟国は近い将来にウクライナ防衛に資金提供を行うだろう。紛争の終わりは西側のウクライナに対する長い約束の始まりに過ぎないかもしれない」とブレンズ氏とまとめた。

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