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冷却材漏れの「ソユーズ」 乗組員帰還船の打ち上げ成功

ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」は24日、宇宙船「ソユーズMS-23」の打ち上げに成功した。昨年12月に冷却材漏れで故障した宇宙船「ソユーズMS-22」の代わりとなるもので、国際宇宙ステーション(ISS)に足止めとなっていた露米の宇宙飛行士3人の帰還用となる。
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「ソユーズMS-23」は日本時間24日午前9時24分、バイコヌール宇宙基地(カザフスタン)から打ち上げられた。その後、地球の軌道への投入に成功。ISSへのドッキングは2日後の26日を予定している。
今回、「ソユーズMS-23」は無人で打ち上げられたが、ISSでの活動に必要な429キロの追加物資も運ばれた。当初、3人の帰還は3月を予定していたが、9月27日に延期される。
「ソユーズMS-22」では昨年12月15日、冷却材漏れが発生。原因は微小隕石の衝突とみられている。同機で帰還するはずだったロシアの宇宙飛行士セルゲイ・プロコピエフ氏とドミトリー・ペテリン氏、米国のフランシスコ・ルビオ宇宙飛行士の3人はISSに足止めとなった。ロスコスモスはこれを受け、3月中旬に予定されていた「ソユーズMS-23」の打ち上げを早め、3人の帰還用として使用することにした。
ISSをめぐっては、この2ヶ月間で2回の不測事態が発生している。昨年12月の「ソユーズMS-22」の故障に続き、今月11日にも輸送船「プログレスMS-21」でも同様に冷却材漏れが発生している。
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