米国は追加軍事支援を発表したものの、反撃の上でF16戦闘機はカギにならないと指摘し、現時点では自走榴弾砲や高機動ロケット砲などの供与に集中する姿勢を示した。
また、米国の最新鋭戦車「エイブラムス」の供与には1年以上かかると国防総省が先に表明した点について、ウクライナに必要なのは操作が比較的容易なドイツの戦車「レオパルト」であり、米国の戦車供与に大きな意味はないと回答した。サリバン氏によると、ドイツに戦車を供与させるために米国も自国の戦車を供与すると発表せざるを得なかったという。
サリバン氏は番組の中で、ウクライナ情勢のステージが進むことで、より強力な兵器をロシアに使用させることにならないかとの質問に対し、ロシア軍内で対応に変化は見られないとコメントした。 そのうえで、ロシア側とは定期的に連絡を行い、偶発的トラブルを避けることで合意していると回答した。
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