クリミア半島を「物理的に返還」させる上でのアプローチを問われた中で、ゼレンスキー大統領は次のように回答した。
「軍事的なアプローチがある。我々はそれに向かっている。我々は気持ちの点で用意が出来ている。我々は技術的に用意ができている。武器で強化されている。 反撃大隊の形成ができている。様々なカテゴリー、様々な能力だ。国民を訓練に送っている。ウクライナだけではない。他の国々の訓練所もそうだ。なぜなら規格が違う兵器だから、訓練しなくてはいけない。その後は解放に向けた正当なアプローチが用意されており、成功することを願う」
またゼレンスキー大統領は仮に米国がウクライナ支援の手を緩めれば、北大西洋条約機構(NATO)、さらには世界における指導的立場も失うと警告した。
「仮に彼らが考えを変えれば、仮に彼らが我々の理解をやめれば、仮に彼らがウクライナ支援を止めれば、彼らはNATOを失う。彼らは合衆国の世界的で正当な影響力を失う。そして彼らは4000万人が暮らす国を失う。そこには数百万の子供が暮らしている」
またゼレンスキー大統領はウクライナ政府による「和平フォーマット」の条件が全て遵守されるのであれば戦闘行為を終了させられると指摘した。そしてこの平和フォーマットに中南米やアフリカ、中国の参加を呼びかけた。
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