「携帯電話の生みの親」こと、モトローラ社元社員のマーティン・クーパー氏は展示会「モバイル・ワールド・コングレス」でスピーチに立ち、モバイル電話はこの先もたゆまず改良されていくとの確信を表した。クーパー氏が語るスマホの理想的な形は人間の皮膚下に埋め込まれた形で、人が食べ物を食べ、体内で作られたエネルギーを使う。クーパー氏いわく、未来のスマホはほとんどエネルギーを必要としない。
ビジネスニュースによると、クーパー氏は、近い将来、人間が自分の体に強力なマイクロチップとセンサーを搭載するという新しい発展段階を迎えると確信を示している。とはいえ、こうした像は現段階ではほとんどの人にとって信じがたいことだ。クーパー氏は、自分が初めて携帯電話による通話を行った当時は、インターネットも超大規模集積回路もデジタルカメラでさえもこの世に存在しなかったし、自分でさえも当時は携帯電話がやがてポータブル型のコンピューターになるとは思ってもみなかったと認めた。ところが今ではスマホを持っていない人はほぼ存在しないほど、人々の生活に欠かせないものとなっていると、クーパー氏は指摘している。
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