リッター氏は、ロシアは24時間体制で兵器や弾薬を生産していることから、NATO(北大西洋条約機構)のような問題には直面していないとし、「では米国の防衛産業はどうか。1日24時間、兵器を製造し、新たな工場を増やしているか…。いや、していない」として、苦言を呈した。
リッター氏はさらに、そんな米国は、ロシアを相手に戦略的な勝利を収めることができると主張し続けているが、それは到底無理な話だと断じている。
ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアは1年間に米国のおよそ3倍の防空ミサイルを生産しており、ロシアの防衛産業全体では、ロシア以外の世界のすべての国の製造量に値するだけのさまざまな種類のミサイルを製造していると言明していた。
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