独国防省のアルネ・コラツ報道官はブリーフィングで、戦車「レオパルト2A6」などを含む追加の戦車供与の可能性について問われると、次のように答えている。
「戦車供与のイニシアチブについては、現在ウクライナ人の訓練がドイツ国内で行われている。それが終わったあとに供与されるということだ。それ以外に現時点では具体的なプランはない」
これまでにドイツの軍需企業「ラインメタル」のアルミン・パッペルガーCEOはウクライナの勝利のためには600~800の戦車が必要で、ドイツ軍の持つ主力戦車「レオパルト2」の全備蓄300両を全て供与しても「少なすぎる」と主張していた。一方ドイツ政府がこれまでに供与を表明しているのは、わずか18両のみである。
一方でポーランドのマリウシュ・ブラシャク国防相は同日、今週中にも「レオパルト2」10両をウクライナに引き渡すと明らかにした。ポーランドは2月末、他の西側諸国に先駆け、供与を予定していた14両のうち最初の4両を届けていた。
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