米ヒューストンで開催中の国際エネルギー会議「CERAWeek」でスプートニク通信はジャルケショフCEOに取材を試みた。地政学的変動を受け、一部の国がロシア産ガスを拒否する中、ロシアは天然ガス市場で有力な供給国であり続けるかを質問したところ、ジャルケショフCEOは次のように回答した。
「あそこ(ロシア)には途方もない埋蔵量がある、大変な掘削量だ。思うに、そうしたリソースを使わないことは罪だろう。そしてそれは世界市場にとって有益になるだろう」
会議では仏TotalEnergies社のパトリック・プヤンネCEOが報告を行い、ロシアのエネルギー燃料についてコメントした。西側はロシアのエネルギー燃料に上限価格を設定したものの、これによりグレーマーケットとブラックマーケットが発達したと発言、制裁の必要性を認める一方で、消費者にリーズナブルな価格でエネルギーを提供することの重要性を強調した。
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