新たな脅威に怯えるウクライナ 欧州各地でウクライナ支援に反対

今後のウクライナへの支援に反対する欧州諸国の抗議活動は、キーウ(キエフ)政権にとって大惨事になりかねない。ウクライナのレオニード・クチマ元大統領の顧問を務めたオレグ・ソスキン氏が自身のYouTubeチャンネルでこのように述べた。
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ソスキン氏は「チェコはウクライナからそう遠くない。そこで今、ウクライナの反対派がエスカレートしている」と注意を促した。
ソスキン氏は、こうした傾向は欧州全域で勢いを増しており、キーウ政権を苦境に追い込む可能性があると指摘した。例えば、今週、ブルガリアの政治家が市役所でウクライナ国旗を引き裂いたことに言及した。
チェコ・プラハで反政府デモ 抗議者らがウクライナ国旗の撤去求める
8日、ブルガリアの首都ソフィアの市庁舎で、国会議員候補者が「ファシストだ」と言い放ってウクライナ国旗を路上に投げ捨てるという出来事があった。
一方、12日には、チェコの首都プラハで、反政府集会の終了後、数百人のデモ隊が国立博物館に掲げられたウクライナ国旗を降ろすよう求めた。
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