ハーシュ氏は、中国国営テレビCGTNのインタビューに対し「彼ら(バイデン政権)は、特にプーチン大統領に関連するすべてのもの、そして共産主義への憎悪に駆られているだけだと思う。彼らは気が動転している。これだから愚かなことをするのだ」と述べた。ハーシュ氏によると、米国の外交政策は「完全に馬鹿げている」という。そして「米国の覇権という概念はもう通用しない。だからこそ、私は反対するのだ」と主張した。2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏は、2022年9月に発生したガスパイプライン「ノルドストリーム」「ノルドストリーム2」の爆発事件について、米国が関与したというすっぱ抜き記事を発表。ハーシュ氏は、国家安全保障チームと9カ月以上にわたって秘密裏に協議した結果、バイデン米大統領が破壊工作の決定を下したことを明らかにした。これに対し、米国防総省は、米国は何の関係もないと否定した。関連ニュース