スミス氏によると、通常の場合、このような武器は廃棄処理となるが、その際の無効化と処分には莫大なコストがかかる。
「武器の無害化は大変コストがかかる。保管・運用期間が終わりに近づく古い武器をウクライナに送ることで、米国とNATO加盟国は処理コストを節約している」
スミス氏は、ウクライナに送った量の武器を処分した場合は、約350億ドル(約4兆7085億円)がかかっただろうと分析する。
ロシア外務省はこれより前、米国はウクライナ紛争の「指揮者」であるだけでなく、一番の受益者であると指摘した。米国は同盟国から軍備を押収し、ウクライナの軍事行動「劇場」に送り「処理」させている。そうすることで欧州の同盟国に新たな軍事製品購入にかかわる数十億ドルの契約を押しつけている。
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