西側諸国によるウクライナへの兵器供与

EUが行き詰まり ウクライナに提供できる榴弾の数が不透明

欧州連合(EU)は、ウクライナに必要な数の榴弾(NATO規格)を供与する問題で行き詰っている。ブルームバーグが関係者の話を引用して報じている。
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記事では「EUは、ウクライナが今年必要としているNATO規格の榴弾(155mm経口)を供与する方法について行き詰まっている」と述べられている。
同紙によると、この榴弾はNATO(北大西洋条約機構)加盟国の11カ国で生産されている。しかし、各国の企業が今後数カ月で生産量を増やせるかどうか、また、EUの備蓄からウクライナに供与できる榴弾の数も不明だという。
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先週、EUのジョゼップ・ボレル外交・安全保障政策上級代表は、EUの備蓄からウクライナ軍への榴弾の緊急供与に向け10億ユーロを拠出することを提起した。また、中期的に榴弾を共同購入するため、さらに10億ユーロを提供するよう求めた。
先に、英紙フィナンシャル・タイムズがウクライナのアレクセイ・レズニコフ国防相のメールを引用して報じたところによると、ウクライナはEUに対し、毎月25万発の榴弾を供与するよう要求している。
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