北朝鮮が前日に弾道ミサイル2発を発射する訓練実施=韓国メディア

北朝鮮軍は部隊の教育のため、南西部のファンヘ南道で中距離の地対地戦術弾道ミサイル2発を発射する訓練を前日の14日に実施した。北朝鮮メディアを引用して韓国の聯合ニュースが報じた。
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報道によると、ミサイルは620キロ飛行し、北東部にある目標の島に命中したという。韓国軍によると、北朝鮮はファンヘ南道から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したとしており、北朝鮮の発表はこのミサイルを指す模様。
韓国軍は今回のミサイルについて、固体燃料を使用した戦術弾道ミサイルKN-23の改良型と分析している。
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北朝鮮による弾道ミサイル発射は今年に入ってから5回目。12日には、東部の咸鏡南道・新浦付近の海上の潜水艦からミサイルの発射実験を行ったと発表した。9日には短距離弾道ミサイル(新型戦術誘導兵器)を発射した。
北朝鮮によるミサイル発射は、米韓両軍が13日から23日まで実施予定の大規模合同演習「フリーダムシールド」に反発した可能性があると見られている。
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