ハント財相は議会で今後半年の予算について説明したなかで、次のように述べている。
「今日、私は今後5年間で国防予算を110億ポンド追加すると確認する」
また、2025年までに国防費をGDP比で2.25パーセントにまで引き上げるほか、財政的な余裕がうまれれば、最終的にはGDP比2.5パーセントを目指すとしている。
これに先立つ13日、英政府は新防衛戦略を発表。そのなかでは「重要な弾薬の補充および維持、また英国内の核施設近代化」に50億ポンド(約8000億円)の支出が見込まれている。
日本の岸田文雄首相も、これまでに今後5年間で防衛費の総額を43兆円とする方針を示している。2月には過去最大となる6兆8千億円の防衛費を含む、総額114兆円超の予算案が衆議院を通過し、3月中の成立が決まっている。
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