西側諸国によるウクライナへの兵器供与

仏政治家が語る 仏がウクライナに最新戦車ルクレールを供与していない理由

国民の不満がなければフランス政府はウクライナに最新戦車「ルクレール(AMX56)」を供与していただろうし、カエサル 155mm自走榴弾砲の供与数を増やしていただろう。フランス右翼「愛国者党」のフロリアン・フィリポ党首がスプートニク通信のインタビューで語った。
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フィリポ党首は、フランス人の立場は「独自の影響力をもち、武器供与問題の熱を和らげさせる」という。フランスは国内の問題に専念すべきであり「すでに山積みの問題に戦争を加えない」ことを望むフランス国民が増える一方だと党首は語る。
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パリでは18日に「平和のための全国行進」が予定されている。発起人の1人に愛国者党党首も名を連ねる。スローガンの中には、フランスのNATO脱退やウクライナへの武器供与中止を求めるものもある。前回の抗議運動は全仏の30都市で行われた。
仏日刊紙フィガロはこれより前、セバスチャン・ルコルニュ仏国防相の話として、六輪の偵察戦闘車・装輪装甲車「AMX-10RC」が「前線」に到着したことを伝えた。この装甲車は、仏国有企業「ネクスター」によって1976年から1994年まで製造された。重量は17トンで、105ミリ砲と2連装の7.62ミリ砲を備えている。仏軍で配備されている主力戦車「ルクレール(AMX-56)」とは異なり、「AMX-10RC」は防護力が低く、偵察活動を目的とした装甲車。
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