Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

欧米の戦車供給はウクライナの役に立たない=仏将軍

© Bundeswehr / Sebastian Wilke独製主力戦車「レオパルト2」
独製主力戦車「レオパルト2」 - Sputnik 日本, 1920, 28.02.2023
サイン
フランス陸軍の将軍で元外国軍司令官のブルーノ・ダリー氏は、仏紙ル・フィガロに寄稿した記事の中で、欧米の戦車供給はウクライナの役に立たないとの見解を述べた。
ダリー氏の指摘によると、20世紀の軍事史が示すように、戦車は「迅速に、突然、大量に」出現したときにのみ大きな利点をもたらす。1940年にドイツ軍の戦車がフランスのマジノ要塞線を突破した時や、第三次中東戦争(1967年)でイスラエル軍の戦車が奇襲し、勝利した時もこのようなケースだった。
「しかし、『クルスクの戦い』(1943年)でドイツ軍の戦車に起こったように、敵が他国の戦車が通過するのを『待っていた』場合、多くの戦車乗組員が犠牲となってしまった」とダリー氏は振り返った。
訓練中のアメリカのエイブラムス戦車。アーカイブ写真 - Sputnik 日本, 1920, 16.02.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
「輸送、修理、燃料補給が困難」 ウクライナ軍は欧米の戦車供与に歓喜していない
ダリー氏は「現在ウクライナに供給されている200〜300台の戦車では、パワーバランスを根本的に変えることはできないだろう」と強調。同氏の意見では、ロシア軍が時間を無駄にしていないのは明らかで、前線での対戦車防御を強化した。
さらに、今日は無人機や衛星システム、電子戦の大規模な活用により、戦場は「透明化」しており、戦車攻撃の構えを見過ごすことはできないとダリー氏は指摘した。
ドイツ国防省は、ウクライナに供給するために準備中の主力戦車「レオパルト2」14両に加え、さらに4両を供給すると発表した。また米国は1月、ウクライナへの追加軍事支援を発表。主力戦車「エイブラムス」31両が含まれた。
関連ニュース
ドイツがウクライナ軍への戦車供与の件を認めたことは、欧米の失敗=米国人記者
数百両程度の戦車供与でウクライナの状況は変わらない=露国連大使
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала