「米国の戦略とは一体何か? 米国はソ連崩壊後に生じた状況の中で黒海をNATO諸国の湖へと変える方法を探そうと必死だ。米国は、冷戦時に黒海(沿岸国間:編集)の協調とバランスをなんとか得ようとしていたトルコの尽力を邪魔しようとしている」
クムフリエット紙は、米国がウクライナとグルジアをNATOのパートナーにし、NATOへの加盟の可能性を口にしているのはまさにこの目的のためであり、米国は黒海沿岸の6カ国のうち5か国のNATO入りを目指していると指摘している。
記事はその証拠として先日、米国の表した声明を引用している。米空軍はドローンMQ-9の墜落にもかかわらず、今後も国際空域での飛行を続けると宣言し、その空域に黒海を含めていた。
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