参加するのは日銀、FRB、ECB、カナダ、英国、スイスの各中央銀行。
日本経済新聞の報道によると、相次ぐ銀行の経営不安に対応し、金融機関がドルの資金繰りで目詰まりを起こさないよう安全網を拡充する。FRBがほかの中央銀行に対して、ドルを融通するスワップ(通貨交換)を強化する。
20日から、少なくとも4月末まで実施するという。
今月10日、SVBが経営破綻したことが判明。SVBの資産は連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に入った。2008年の金融危機以降に米国で破綻した銀行としては最大規模となっている。その後、ニューヨークを拠点とするシグネチャー・バンクも、12日付で閉鎖。
19日、信用不安から経営危機に陥っていたスイスの「クレディ・スイス」も、同じスイスの金融最大手「UBS」が買収することで合意したと発表した。「UBS」は30億スイスフラン(約4260億円)相当となる株式交換で「クレディ・スイス」の買収を実施する。
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