ノルウェーでのNATO演習がクリミア防衛を想定 プーチン大統領へのシグナルか

ノルウェーで行われるNATO(北大西洋条約機構)の演習「ジョイント・バイキング」は、ロシアのプーチン大統領に向けて、NATO領土北部に対する攻撃を撃退する構えがあるという明確なシグナルを送っているはずだという。独誌フォーカスが報じている。
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記事では「今年の軍事演習は特別な意味を持つ。NATOの演習はロシアのウラジミール・プーチン大統領に明確なシグナルを送っている」と述べられている。
同誌によると、演習は2014年のクリミアにおける出来事に似たシナリオとなっており、仮想敵軍の数とその能力は、この地域におけるロシア軍の実際の能力とほぼ完全に一致していた。
北極で戦えないNATO軍 米メディアが指摘
「ジョイント・バイキング」は、ノルウェー北部で2年に一度開催される大規模な冬季演習。独メディアによると、今年は3月9日から18日まで行われ、2万人のノルウェー軍関係者と米国、ドイツ、カナダ、フランスなど8カ国の兵士が演習に参加したという。
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