記事では「ハンガリーの拒否権により、代わってジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表が、国際刑事裁判所(ICC)の決定に『留意する』という声明を自らの名で発表した」と述べられている。
20日、EUの法務大臣らはICCの決定を支持する声明を発表したが、ハンガリーは署名しなかったと同紙は明記している。
ハンガリーは、EU首脳がベルギー・ブリュッセルで次の首脳会議を行う際に、この問題に対する立場を表明する見通し。
ロシアがその管轄権を認めていない国際刑事裁判所(ICC)は17日、プーチン大統領とマリア・リボワ=ベロワ露大統領全権代表(子どもの権利担当)に対し「逮捕状」を出した。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ICCによる問題提起そのものが受け入れられないとし、ロシアはICCの管轄権を認めておらず、ICCのいかなる決定も法律上の観点から無効だと表明した。
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