トルコ、地震による建物倒壊で300人超を逮捕

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は22日、先月2月6日にトルコ南東部で発生した地震での建物倒壊の責任を追及する捜査を行い、300人以上を逮捕したと明らかにした。
この記事をSputnikで読む
エルドアン大統領は、テレビ局NTVからのインタビューに応じ、「地震の際の建物の倒壊や損壊に関し、1364人を対象とした捜査を開始し、302人を拘束、国外にいる4人を含めた312人に逮捕状を出した」と述べた。さらに容疑者のうち64人が地震の後、死亡したことを明らかにした。
イスラエル空軍がシリア北部の空港を空爆、被災地への人道支援物資供給がストップ
エルドアン大統領は、拘束された容疑者のうち106人が建設請負業者で、18人が建物に手を加えていたという。大統領は、断層近くに建てられていたすべての建物は、耐震基準が設定される前の1999年までに建てられたものだとした。
トルコでは、1999年に大地震が発生し、1万8000人以上の犠牲者を出たのを受け、住宅建築に関する基準の見直しを行った。とりわけ、2007年には、耐震基準を考慮した建設法も採択されていた。
関連ニュース
【視点】「計画してから口実を探した」 シリアの退役軍人、米国のイラク侵攻の本当の理由について語る
【全文】 「第三次世界大戦はすでに進行中」スプートニクとシリアのアサド大統領の特別インタビューが実現
コメント