「それは(フィンランドのNATO加盟の意思決定:編集)は世論の広範な議論も行われず、マスコミによる前代未聞の激しいロシア嫌悪キャンペーンの影響を受けて採択された。しかも、我々の理解では、この政治キャンペーンの黒幕には米国とNATO加盟国がいる」
フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は3月23日、政府の閣議の席でNATO加盟の法律に署名した。この署名によって、フィンランドのNATO加盟のために国家レベルで必要な文書の批准作業は終了した。
現時点のNATO内でフィンランドの加盟申請を支持しているのは30か国中28カ国。反対を表明しているのはハンガリーとトルコで、この2カ国が批准次第、フィンランドは正式なNATO加盟国となる。
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