ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

IAEA事務局長、ザポロジエ原発を訪問

ウクライナを訪問中の国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は29日、ザポロジエ原子力発電所を視察訪問した。グロッシ事務局長の同原発への訪問は2回目で、IAEAの専門家を常駐させることで合意した昨年9月以来となる。
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グロッシ事務局長はこれより前、原子力安全の状況を評価するため同原発を訪問する意向を表明していた。
グロッシ事務局長は、原発を取り巻く状況は改善されておらず、原発周辺では軍事行動が激化していると指摘。その上で「いかなる攻撃からも原発を守る為の策を講じなければならない」とし、安全問題を解決する現実的な対策を提案すると記者団に語った。
ザポロジエ原発は、エネルゴダール市近郊のドニエプル川左岸に位置する欧州最大級の原発で、2022年3月からロシア軍の管理下に入っている。度重なるウクライナ軍による攻撃で原発の安全性に問題が生じたため、同年9月にグロッシ事務局長率いるIAEA調査団が訪問した。ザポロジエ州のロシア編入に伴い、10月からは新運営会社のもとロシア国内の基準に即した運転に移行している。
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エネルゴダール市にあるザポロジエ原子力発電所(29日)

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ザポロジエ原発に到着したラファエル・グロッシ事務局長(29日)

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ザポロジエ原発に到着した国際原子力機関(IAEA)代表団(29日)

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ザポロジエ原発を訪問し、記者団の囲み取材を受けるロシア・ロスエネルゴアトム社のレナト・カルチャー社長顧問(29日)

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ザポロジエ原発に常駐するロシア軍兵士(29日)

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エネルゴダール市にあるザポロジエ原子力発電所(29日)

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ザポロジエ原発に到着した国際原子力機関(IAEA)代表団(29日)

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ザポロジエ原発に到着した国際原子力機関(IAEA)代表団(29日)

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ザポロジエ原発に到着した国際原子力機関(IAEA)代表団(29日)

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ザポロジエ原発に到着した国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長(左から2番目)とロスエネルゴアトムのレナト・カルチャー社長顧問(右)(29日)

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