「我われは、NATO加盟国の破壊的な路線に再び注目した。NATO加盟国はすでにずいぶん前から紛争に加わり、私の考えでは、この上なくさらに深く、深く紛争に加わっており、事実上、キエフ政権側で戦っている」
ラブロフ外相はまた、西側はウクライナ紛争を終わらせることを望んでいないとの見方を示した。
ラブロフ外相はこれより先にブリンケン氏(米国務長官)は、現在、停戦はロシアの利益となるためこれを許してはならないと表明した。このような浅はかな分析が何に基づいているのかを述べるのは難しい。唯一考えられるのは、西側はこの戦争を終わらせることを望んでいないということであり、まず国際舞台でロシアといういつもの競争相手を排除しようとする試みの観点から、この戦争に自分たちの地政学的利益を見いだしているということだと述べた。
アブドラヒアン外相は、西側によるウクライナへの兵器供与は状況を複雑にしているとの考えを示し、問題を政治的に解決する必要性を指摘した。
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