外務次官によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の積極的な外交、及びドイツ・メディアを利用した圧力によりウクライナ政府はドイツ側から30億ユーロ以上の軍事支援を獲得したものの、「こんなものがドイツの限界ではない」という。
メリニク外務次官によると、現在はドイツに対する圧力が少ないことから、さらなる兵器供与に踏み切る可能性は低いとのこと。ドイツがウクライナに供与した軍事支援はGDP全体の0.1%にすぎない。一方、エストニアによる兵器供与はGDPの1%に達しており、メリニク外務次官はドイツが欧州の盟主を自負するならばGDPの1%から2%相当の軍事支援をノンストップで実行するよう要求した。
先にドイツ国防省はウクライナに主力戦車「レオパルト2」を18両供与したことを明らかにした上で、これ以上の供与は不可能と表明していた。
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