Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
戦車「レオパルト」他、ウクライナへの武器供与状況
独は1月25日、ウクライナに自国製戦車「レオパルト2」14台を供与し、他国にも同戦車の供与を許可すると決定。ピストリウス独国防相は供与を「3月末まで」に行うと明言した。米国も同日、M1エイブラムス戦車31台のウクライナ供与の意向を表明。独の決定を待っていた英仏、ノルウェー、ポーランドが次々に「レオパルト2」の供与を宣言した。ウクライナは最初の調達で12か国から最多で140台が受領可能と踏んでいる。スプートニクはウクライナへの武器供与状況について、戦場で会する各国の戦車の性能比較をまとめた。

西側はこれ以上戦車「レオパルト」をウクライナへ供与できない=独国防相

© AP Photo / Martin Meissner戦車「レオパルト2」に乗るピストリウス独国防相(右)
戦車「レオパルト2」に乗るピストリウス独国防相(右) - Sputnik 日本, 1920, 01.04.2023
北大西洋条約機構(NATO)加盟国などが進めるウクライナへの独製戦車「レオパルト」の供与について、ドイツのボリス・ピストリウス国防相は、各国がこれまでに表明した以上の数を送ることは現段階では見込めないとの考えを示した。備蓄が限られていることが原因だという。1日、独紙「Welt am Sonntag」が伝えている。
「Welt am Sonntag」によると、ピストリウス国防相は次のように述べている。

「ウクライナにこれまで表明されたもの以外に『レオパルト』を追加供与するシナリオは見えない。消耗してはいけない備蓄もあるのだ」

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ピストリウス国防相によると、これまでにドイツやポーランドなどの西側諸国は「レオパルト2」を2個大隊分の60両、比較的旧式の「レオパルト1」を4個大隊分の100両以上供与するとしている。このほか、米国や英国も自国製の戦車の供与を進めている。
ピトリウス国防相は「残念なことに、NATOの戦車はただ単に供与待ちというわけにはいかない。それでも中期的な展望としてはウクライナのニーズに応えることができる」と強調している。
3月末、ドイツがすでに「レオパルト2」18両をウクライナ側に引き渡したことが明らかになっている。一方で、独国防省のアルネ・コラツ報道官はこれまでに「戦車の追加供与の具体的なプランは何も決まっていない」と表明していた。
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