カービー氏は、ホワイトハウスでの定例会見でこのように語った。
「バイデン大統領は、習主席と新たに電話会談を行う機会を待っている。適切な時期に実施するつもりだ。コミュニケーション・チャンネルを開いた状態にしておくことが重要だ。緊張が高いレベルにあることは間違いない。我々は、二国間関係が良くなることを望んでいる。両首脳が会談すべき時が来れば、実施されるだろう」
特に、アントニー・ブリンケン国務長官による訪中の可能性について、米国は現在、調整中だと説明した。「我々は、経済問題を協議するために米国の財務長官と商務長官が訪問する可能性についても中国と連絡を保持している」と話した。
米国は先週、中国とハイレベルでの連携を行い、台湾の蔡英文総統が米国領内に滞在していることで事態をエスカレートさせることは根拠がないと説得していた。蔡総統はラテン・アメリカに向かう途中で、トランジットのため米国内に滞在し、下院のケヴィン・マッカーシー議長と会談した。マッカーシー議長は蔡総統との会談で、台湾との関係を引き続き強化すると表明した。
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