【まとめ】岸田首相の演説先で爆発 事件の経緯と今分かっていること

日本では15日午前、和歌山市の漁港を衆議院和歌山1区の補欠選挙の応援で訪れていた岸田文雄首相が演説を始める直前に爆発物が投げ込まれる事件が起きた。この事件についてこれまでに分かっていることをスプートニクがお伝えする。
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一体何が起きたのか

岸田氏が演説を始める直前、会場で大きな爆発音が聞こえた。
現場の映像では、爆発音が聞こえたあと、白い煙があがり、男が警察官などに取り押さえられた。警察は威力業務妨害の疑いでその男を逮捕した。

岸田首相の反応は?

警察によると、その場から避難した岸田首相には怪我はなく、30代の男性警察官1人が左腕に軽い怪我を負った。
事件後、岸田氏は和歌山市内の別の会場や千葉県内での応援演説を予定どおり行った。
岸田氏は記者団に対し、「民主主義の根幹となる選挙で暴力的な行為が行われたことは絶対許すことはできない」と強く非難。各党の選挙運動が妨げられないよう、警察には警備や安全に万全を期してもらいたいと呼びかけた。
また5月に広島で開催されるG7サミットを控え、「サミットをはじめ、世界各国から要人が集まる日程では、最大限、警備や安全に努めていかなければならない」と強調した。

逮捕された男は何者?

現場で逮捕されたのは兵庫県川西市在住の無職、木村隆二容疑者。当時、その会場には約200人が集まっており、男は10メートルほど離れたところから即席の爆発物を首相に向けて投げつけた。警察は男からナイフと2つ目の爆発物とみられるものを押収した。

警察が16日、現場周辺を調べていたところ、爆発したとみられる筒状の物体が現場から南東に40メートル離れた倉庫のそばから見つかった。
木村容疑者は警察の調べに対し、「すべて弁護士が来てから話す」と供述しているという。
警察が16日に行った捜査によると、容疑者の自宅から火薬のような粉末や金属製のパイプや器具などが見つかった。警察は、容疑者は即席の爆発物を自作していたとみている。
木村容疑者の同級生らによると、男は学校ではおとなしく、1人で過ごしていたという。木村容疑者の自宅近くの女性は、挨拶ができる子どもだったと話している。その一方で女性は、容疑者の一家から大声が聞こえ、警察が来るトラブルが何度かあったと話している。
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