ウクライナのクリミア奪還計画は扇動=露外相

ウクライナ政府はクリミア半島の奪還を表明しているものの、それはデマゴーグに過ぎず、ウクライナ危機を含むあらゆる紛争は相手国の安全を保全する観点から解決する必要がある。
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ベネズエラを訪問中のラブロフ外相は会見で次のように述べた。

「先にゼレンスキー・レジームの代表者らが行った表明を思い起こそう。彼らは必ずクリミアを取り戻すと脅した。いや、厳密には約束した。そして、その暁にはクリミアでロシア語とロシア文化を破壊し、ウクライナ語とグローバル文化を植えつけると嬉しそうに約束した」

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このように指摘し、そうしたデマゴーグを展開する目的と意味は理解できるとしつつ、ウクライナ情勢を含むあらゆる紛争の解決においては、一方の安全を脅かす形でもう一方の安全を強化してはならないという、主権国家間の平等について定めた国連憲章に基づいて行動する必要があるとした。
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