2023年3月におけるロシア向け輸出に関しては、医薬品とプラスチックの輸出量が大幅に増加しているものの、その他の項目は軒並み減少した。鉄鋼の輸出量は前年同月比より91.5%減、ベアリングは65.7%減、音響・映像機器は35.9%減、映像記録・再生機器は97.5%減となっている。
一方、日本のロシアからの輸入では、穀物類の輸入量が前年同月比より886.6%増、野菜が5.9%増、非鉄金属鉱は173.2%増となっている。一方で輸入量が減少したのは、魚介類(53.3%減)、液化天然ガス(40.2%減)、石炭(55.4%減)、非鉄金属(49.7%減)。
2022年度におけるロシアから日本への輸入額は前年比より6.3%減(約1兆7200億円)となった一方で、日本からロシアへ輸出額は39.8%減(約5240億円)となった。
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