同紙によると、クレバリー氏の演説は中国に焦点を当てたもので、英国は警戒心を失うことはないと主張しつつ、中国との関係改善のための来年の行動計画を叙述している。
同紙は、25日にロンドン市長邸で行われるクレバリー氏の演説の文章を引用している。
「私が新たな冷戦を宣言し、中国を孤立させることが目的であると言うことは、明確で簡単なことであり、おそらく満足のいくものでさえあるだろう。明確で、簡単で、満足できるものであり、そして間違っている。なぜなら、それは我々の国益を裏切り、現代世界を故意に誤解することになるだからだ」
また、クレバリー氏は、中国抜きでは「世界のいかなる重要な問題も」解決できないと考えているという。一方で、クレバリー氏は、台湾、香港の市民権、ウイグル問題など、英国が中国と対立を続けている分野にも言及する予定だと同紙は記している。
同紙によると、クレバリー氏は今年中の訪中を望んでいるとのこと。同紙は、英国政府関係者の話を引用し、中国は以前からクレバリー氏の訪問を歓迎する意向を示していたとしている。
これより前、クレバリー氏はガーディアン紙に対し、英国は中国との関係を発展させ続ける必要があり、中国との関係を断つことは英国にとって逆効果であると語っていた。
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