ヒーピー国防副大臣は次のように表明した。
「我々は劣化ウラン弾を含む『チャレンジャー2』用の砲弾を数千発送った。安全保障上の理由から、提供された装備の使用率に関してはコメントを控える」
供与された砲弾がどこで使用されるかという質問に対しては、「英国によって供与された戦車『チャレンジャー2』と劣化ウランを含む砲弾は、現在ウクライナ軍が管理している。ウクライナ軍がどこで砲弾を使うかは、英国は追跡していない」と回答した。また、紛争終結後に劣化ウラン弾の「浄化」を支援する責任は負っていないと主張している。
英国は3月、核芯に劣化ウランを使用した砲弾を戦車「チャレンジャー2」とともにウクライナに供与する計画を明らかにした。これを受け、これまでにプーチン大統領は「西側が核物質を含む兵器を適用しつつあることに鑑み、ロシアは相応の反応をせざるを得ない」と警告。その後のベラルーシへの戦術核配備の決定の動機にもなったとしている。
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