西側諸国によるウクライナへの兵器供与

ドイツのコラムニスト、ウクライナでレオパルト戦車がどのような手段で破壊されるかを語る

ロシアにはウクライナへ供与されたドイツ製戦車レオパルトを破壊する手段が3つある。ドイツのコラムニスト、ビョルン・ストリッツェル氏が独紙ビルトに寄稿した記事で指摘している。
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ストリッツェル氏によると、レオパルトにとって最大の脅威は、ロシアがレオパルト2のような近代的な戦車に対抗するために開発した最新の対戦車誘導ミサイル。タンデム式成形炸薬弾を用いたこのような誘導ミサイルは、1メートルの装甲鋼鈑を貫通することもあるという。
ロシアが保有するもう1つの強力な兵器は、対戦車地雷。ストリッツェル氏によると、特に、さまざまなバリエーションが存在するTM-62M対戦車地雷。TM-62Mの初期バージョンでは戦車のキャタピラが直接地雷を踏んだら爆発し、より後期のバージョンでは振動または磁場の変化が発生したら爆発するという。
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ロシア軍 レオパルト戦車を鹵獲
また同氏は、レオパルトにとって危険な3つ目の兵器として、ロシアの戦車を挙げている。ストリッツェル氏は「標的への強力な誘導システムを備えたT-72B3、T90A/S/MまたはT-80BVMなどの近代的なロシアの主力戦車は、言うまでもなく、レオパルトに劣ってはおらず、2A46砲(125ミリ)から発射された最新ミサイルはレオパルト2A6の装甲をも貫通する」と指摘している。
スプートニク通信は先に、チェコ軍の元参謀長を引用し、ウクライナに供与されたレオパルト戦車は「奇跡の兵器ではない」と報じた。
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