見つかったのは稲妻、富、豊穣の神として知られるカウィールの頭部の立体的な像。カウィールは動物のような頭、大きくて鋭い目、長い鼻、稲妻を象徴するヘビの細い脚などの特徴を持つ姿で描かれる。
これまでにグアテマラでカウィール像が3体見つかっているが、 メキシコで発見されたのは今回が初めて。カウィールは絵やレリーフに描かれているが、「立体的なイメージ」が見つかるのは珍しい。
この貴重な像は、全長1500キロ超に及ぶ「マヤ鉄道」計画第7工区の建設現場で最近発掘された容器の中に入っていた。マヤ鉄道は、ユカタン半島に点在するこれまではなかなか行くことのできなかったマヤ遺跡を結ぶプロジェクト。
スプートニク通信は先に、学者らが819日を周期とするマヤ暦のコードの解明に成功したと報じた。
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