米国務省が掲載した声明には、「バイデン大統領からの権限委譲に基づき、ウクライナに対し37回目となる3億ドル相当の米国の武器・装備の引き渡しを承認する」と述べられている。
新たな軍事支援には、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の追加弾薬のほか、榴弾砲などの砲弾、対戦車・小型兵器、重機運搬用トラックやトレーラーなどが含まれるという。
その後、米国防総省は新たな軍事支援に含まれる兵器の詳細リストを発表。155mm榴弾砲、BGM-71 TOW対戦車ミサイルシステム、携行対戦車弾「AT4」、ハイドラ70ロケット弾などが供与される予定。
これにより、ロシアによる特別軍事作戦開始以降、米国がウクライナに行った軍事支援の額は、364億ドル(約4兆7970億円超)に達した。
米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は1日、米国はウクライナが反転攻勢のために要求した軍事支援のほぼ100%を納入したが、支援は継続すると表明していた。
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