米陸軍のプレスリリースでは、「この契約により、陸軍、海兵隊、海軍および外国の顧客に対して、ジャベリン・ミサイル・システムの調達および生産サポートを提供する」と述べられている。
同省がこのシステムの生産に充てる予定の金額は、最大で72億ドル(約9670億円)。
ダグ・ブッシュ陸軍次官補(調達、兵站、技術)は、国防総省が米国の軍需企業と協力して、ジャベリン・システムの生産と納入に関連するリードタイムの短縮に取り組んでいると明らかにした。また、このような契約の締結は、米政権が武器獲得と弾薬の再供給にいかに真剣に取り組んでいるかを確認するものだという。
米国はすでにウクライナにジャベリンを1万基以上納入している。一部の報道によると、レイセオンとロッキード・マーティンは現在、ジャベリンを月に約400台生産しているという。ちなみに、以前は年間で1000基しか生産されていなかった。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は以前、ウクライナでの戦闘行為に広く使用されているジャベリンに使用されているロケット・エンジンを製造している企業は米国で1社のみだと報じた。
関連記事