ロンドンのウエストミンスター寺院で行われた戴冠式では聖母マリアとイエス・キリストのイコンが確認できる。前者のイコンはいわゆる「カザンの聖母」の伝統で制作されたもの。ウエストミンスター寺院の公式サイトに掲載された情報によると、これらのイコンはロシア出身の芸術家、セルゲイ・フョードロフ氏が制作したものだという。「カザンの聖母」はロシア正教会で最も有名なイコンの一つ。露タタルスタン共和国の首都であるカザン市を護り、助けるものとしての聖母マリアを描いている。関連ニュース