クレムリンへの攻撃 米国が非難されたのはバイデン氏の乏しいリーダーシップが原因=元CIAアナリスト

全世界が3日に発生したクレムリンへの無人機攻撃の背後に米国がいると確信しているのは、ジョー・バイデン米大統領の指導力が低いためだ。元中央情報局(CIA)アナリストのフレデリック・H・フライツ氏が、米テレビ局「ニュースマックス」に対してこのような見解を語った。
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フライツ氏は、同局のインタビューに対し「私は先週、中東のテレビ局の取材を受けたが、その際、世論調査を行った。視聴者の80%以上が、米国が背後にいると考えていた」と話した。
同氏の意見では、バイデン氏は世界のリーダーとしての資質がなく、情報発信の仕方がひどい。こうした要素が重なり、モスクワでの攻撃をめぐる状況は極めて危険なものとなっている。
大統領府官邸へのドローン攻撃 もはや米国が背後にいることを疑う者はいない=専門家
フライツ氏は、この攻撃がロシアのプーチン大統領を暗殺するためのものであったとすれば、それは「真の愚か者」によって計画・実行されたものだと結論付けた。
ロシア大統領府広報室は3日、モスクワ時間夜にウクライナ当局がクレムリン大統領官邸に対するドローン(無人機)攻撃を試みたと発表した。ドローンはレーダー制御システムの助けを借りて行動不能になり、負傷者は出なかった。ロシア大統領府は、この攻撃はテロ行為であり、米国の支援を受けた暗殺未遂であると非難した。
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