カタールがクレムリンへのドローン攻撃を批判、和平交渉の脅威

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カタールがクレムリンへのドローン攻撃を批判、和平交渉の脅威 - Sputnik 日本, 1920, 05.05.2023
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カタール外務省はツイッターに投稿し、クレムリンへのドローン攻撃により事態がエスカレートする危険性を警告した。
カタール外務省はツイッターへの投稿で次のように記した。

「モスクワのクレムリンに対する先の攻撃などのような事態を悪化させる行動は暴力をエスカレートさせ、さらには危機の長期化と拡大に繋がる可能性があることをカタールは表明する」

また、カタール政府はこの関連でロシアとウクライナ間の危機を対話と外交によって解決することを再び呼びかけた。
今回のドローン攻撃についてはベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領も批判している。ロシア大統領府によると、マドゥロ大統領はプーチン大統領と電話会談した中でウクライナ側によるドローン攻撃を厳しく批判し、ベネズエラ国民を代表して連帯の意思を表明したという。会談で両首脳は貿易、経済、エネルギー、人道などの分野における戦略的パートナーシップの発展について意見を交わした模様。
クレムリン - Sputnik 日本, 1920, 04.05.2023
大統領府官邸へのドローン攻撃 もはや米国が背後にいることを疑う者はいない=専門家
ウクライナ側はドローンによるモスクワ攻撃計画を再三表明していた。ウクライナ国家安全・国防会議のアレクセイ・ダニロフ書記は3月、1987年に赤の広場へ不時着した西ドイツのパイロット、マティアス・ルスト氏の操縦した飛行機の写真を投稿し、ウクライナ軍のドローンも同じく3000キロ以上飛行できると豪語していた。
またウクライナ軍諜報部のキリル・ブダノフ長官はウクライナ軍のドローンについて、モスクワ以東まで飛行する能力があると表明していた。さらにウクライナ外務省のアントン・ゲラシチェンコ補佐官はクレムリン上空を飛行しているドローンの映像(2015年当時)をSNSに投稿し、クレムリンは「破壊圏内にある」とコメントしていた。
米紙ワシントン・ポストは国防総省の流出文書を引用し、ウクライナ軍諜報部のブダノフ長官がモスクワ及びノボロシスクを2023年2月24日に空爆する計画だったと報じていた。なお、この計画は米国側からの要請により中止となった。
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