西側諸国によるウクライナへの兵器供与

米国、ウクライナ向けエイブラムス戦車から機密装備を撤去中 前線に届くのは数ヶ月後=メディア

米国は、ロシア軍の手に渡るのを防ぐため、ウクライナに供与されるエイブラムス戦車から機密装備を外しているという。このため戦車が前線に届くのは数ヶ月先のこととなり、ウクライナ側が主張している春の反転攻勢に加わることはないだろう。米紙「USAトゥデイ」が報じた。
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米国は1月、M1A1型エイブラムス戦車31両をウクライナに供与すると発表した
記事ではこのように述べられている。
「これらの強力な戦車が戦場の最前線に届くのは数カ月先のこととなる。ロシア軍の手に渡る可能性のある機密技術を取り除くために、戦車の改造が行われているためだ」
米製戦車M1「エイブラムス」に対する露製戦車T-90M「プラルィヴ」の利点が挙げられる
また、ある軍事専門家はロシアがこの車両で検査を行い、脆弱性を探る機会について言及している。
米国のオースティン国防長官は3月、ウクライナへエイブラムス戦車を供与するまでの時期を短縮するため、約束したM1A2型ではなく、旧型のM1A1型を備蓄から提供すると発表した。国防総省は、新型のM1A2型を調達してウクライナに輸送するまでには約1年かかるが、M1A1型なら今秋にも引き渡すことが可能だと指摘した。
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