西側諸国によるウクライナへの兵器供与

戦車、IFV、ドローン ドイツ、ウクライナに過去最大27億ユーロの軍事支援へ=独誌

ドイツ政府がウクライナに対し、過去最大の27億ユーロ(約4000億円)規模の追加軍事支援を行うと独誌「シュピーゲル」が報じた。同誌によると、ドイツの政権や関連省庁の間では秘密裏に準備が進められており、近くウクライナに追加の武器などが送られる見込みだ。
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同誌によると、追加の軍事支援には歩兵戦闘車(IFV)「マーダー」20両、戦車「レオパルト1」30両、偵察ドローン200機などが含まれるという。また、自走対空砲「ゲパルト」や対空防衛システム「IRIS-T」のほか、砲弾、輸送車両なども供与される。
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追加供与は14日にも正式に発表される。また、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーへの「カール大帝賞」の授与も同時に発表される見込み。この賞は欧州の「団結」に寄与した人々に対し毎年送られる賞となっている。
ゼレンスキー大統領は13日、イタリアを訪問してメローニ首相と会談したほか、ローマ教皇フランシスコと面会。その後、14日にはドイツでショルツ首相との首脳会談を行うとみられる。
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